マンションリフォーム

マンションリフォームとは、マンションの居住部分をリフォームすること。
分譲マンションの専有部分でも全て自由にリフォームできるわけではないので注意が必要。マンションリフォームには、法律や規約に基づいて行うことが原則である。
■区分所有法
建物の区分所有等に関する法律のことで、マンションで区分所有者が共同生活をおくるためのルールをまとめた法律。専有部分と共用部分についてや、管理組合や管理規約の制定も定められてる法律。
■管理規約
マンション住人により構成される管理組合が定めた規約で、マンションで暮らすためのルールや建物の使用などについて定められいる。マンションによって、管理規約の内容は違う。マンションリフォームについても、管理組合への届け出や隣戸の承認の義務づけ、使用できる床材などについても記載されている場合が多い。マンションリフォームの際には確認が必要である。

一般的にマンションリフォームができない部分は以下となる。
■構造体
構造柱や梁、各戸界壁、床スラブなどの構造体は勝手にリフォームできない。
■玄関ドア
玄関ドアは共有部分にあたり、ドアの移動や交換、塗り替えはできない。ドアの内側は専有部分になるので、ドアの性能を損なわなければ内側のみリフォームできる場合がある。
■パイプスペース
排水や給水管、ガス管などが通っている共有のパイプスペースは、移動できない。
■窓
窓は共有部分にあたりリフォームできない。窓の内側に内窓を取り付けり二重サッシにする程度は可能。
■ベランダ・バルコニー
共有部分なのでリフォームはできない。簡単に現状復帰可能な程度であれば可能だが、避難通路となっている場合も多いので注意が必要。